椿茶と言う商品が世の中には、いくつかございます。
多くの椿茶は、緑茶に椿葉を10%程度混合して発酵させて作られています。
椿茶!と言う商品名から、どんな状態を連想されるでしょうか?。
椿茶飲んでみて!と勧められた時、椿茶と言う商品名から、椿葉が使われている比率が10%だと思うでしょうか?。きっと沢山の量が含まれているように思い込むのでは無いでしょうか?。
例えば三陸ワカメと言う商品に、誰しもが三陸わかめ以外のわかめが含まれている、とは思わないでしょう。そんな馬鹿な事はありません。産地偽造のようなもんです。
グアバジュースと言う商品名で、クアバが10%、オレンジが40%、それ以外が50%とは商品名からは連想出来ないでしょう。私ならグアバが中心で出来ているジュースだと思い込みます。
漆器業界では塗料の51%以上に漆が含まれている塗装剤で塗った物以外は漆器とは呼べません。業界がそのように取り決めているからです。なので漆器の概念が保たれています。
弊社の椿茶は80%が岩手三陸、陸前高田・大船渡、の椿葉です。
他社さんの椿茶は、緑茶が90%、椿葉が10%が、だいたいの比率です。これはむしろ普通の「緑茶」ですね。
緑茶に椿葉が少し混合されていると言うお茶は、気仙椿茶(大船渡市JAさん・掛川)や東京椿茶(伊豆大島JA・掛川)、沖縄・五島列島(五島JA)の、椿園(株)さんの椿茶、これらは10%の椿葉が混合している椿茶です。
弊社は企業として震災後、復興の気持ちを込めて、スタッフと研究を重ねて、自己資金だけでここまで、商品にして、やって来ました。
弊社の椿茶には甘茶が20%混合されています。これをもしも弊社が三陸甘茶(甘茶比率20%)では、とても売り出せませんし、命名すら、とても出来ません。
弊社の考えでは、少なくとも半分以上の素材比率だからこそ命名して呼びたい。そのように思っています。なので、あえて言わせて頂ければ、弊社の椿茶は「マジ物」と自負しております。