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2017年12月18日、田舎の零細工場に賞状が届いた。
三重大学・大学院准教授、川中先生との2011年4月(東日本大震災の翌月)から5年以上に渡るユニバーサルデザインの数値化の研究から導き出し、武蔵野美術大学の田中教授との産学連携による造形デザイン、当社が支えられてこの商品化が2016年秋に完成しました。
質感精密木工部門の、高橋知子取締役(水沢出身で陸前高田人)、村上翼(大船渡出身)、立ち上げ時の功労者で完成まじかで産休に入った橋詰彩(武蔵野美術大学卒業で陸前高田に嫁さんに来た長野出身)、ご苦労様でした。おめでとうございました。良い仕事、ありがとう。
知子取締役(創業者の一人)は2年前の開発段階では土日無しの研究開発、切削のパターン作成には、娘を寝かせて夜中10時過ぎから工場に出て、朝な夕な夜中に状態確認から、切削の数値セッティングの直しを続けて、やっと切削に於ける全てのプリセットパターン完成には半年以上を費やした。スピードが早いと木が燃える、焦げる、動き幅が大きいと木が割れる、色々とあって。そして切削用の治具開発(これ結構大変)、専用刃を三種類の開発、樹種テスト、塗装の研究開発と、まるまる二年を研究開発先行投資に費やしたiPhoneケース、学術論文や学会での発表を終えて評価されながら発売。お客様が素敵、可愛い、格好良い、とご満足して頂ける事こそ、賞を取った意味がある事で、それが無ければ賞は意味がない。さらに改善と改良とデザインの工夫をして作り続けて行きます。
説明サイト
http://iphonewoodcase.strikingly.com/
販売サイト
http://tubakitea.thebase.in/categories/282837