• スマホを守る

    落としても、iPhone本体を守ります。

    しかも、永久保証付で安心

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

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    美しく、握りやすい形状の探求

    武蔵野美術大学との産学共同研究にて、板の厚さによる握り心地の変化や造形・構造の検討を繰り返し、確実に握れる形状を探求。切削方法、治具を開発し 、数台の切削機を使う製造ラインをつくり、高度なデザインの切削に成功しました

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    科学とデザインの融合

    「我杯」(*1)のユーザー2,000人の情報分析から導き出されていた「握りやすさ」の指標となる科
    学的数値に基づく造形データ(*2)との比較・検証を行い、ほぼ一致に成功 。より握りやすく、美しい構造を実現しました。
    (* 1)粘土で一人一人の握り型を採取し、彫り上げた弊社オ ーダーメイドの手形カップ。
    (* 2)ものを握る際にポイントとなる、指先との接地部分のうち 、最も力の入る部分の面積を調査し 、握りやすさの要と なる数値を求め、指型のモデリングを行ったもの。

  • 岩手三陸の豊かな自然の色彩

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    岩手県南部の気仙地域は「気仙椿」と呼ばれる「ヤブ椿」の北限の地。春の訪れを告げるかのように咲き誇る赤い花は法被のモチーフになるなど人々から親しまれています。津波を受けても枯れずに咲き誇った気仙椿。その美しさと強さに復興への想いを込めています。

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    古くから森・川・海・人が共生してきた岩手県。世界有数の魚場として知られる三陸沖には、魚を追って各地から漁船が集まってきます。自然と人とのつばがりと、海を通じて人と文化が行き交う様を、コバルトブルーとエメラルドグリーンが溶け合う、味わい深い色で表現しました。

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    岩手の山々は秋になると美しく紅葉し、地元の人々はもちろん、観光に訪れた人々の目をも楽しませています。本製品の木材として使用されているイタヤカエデも、明るい橙に身を染めます。その、いきいきとした色彩をそのまま閉じ込めた配色で、温かみのある自然を表現しました。

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    岩手・三陸には、全国的に有名な広田湾・米崎の牡蠣養殖場があります。新鮮で美味しい牡蠣は、県民の宝物です。そんな「牡蠣」を思わせるナチュラルな色合いと、広々とした大地に薄く積もった初雪を、情緒的に木目が浮かび上がる塗装により、表現しました。

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  • 製造工程の紹介

    何週間も時間をかけて制作していきます。

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    丸太から買い付けます。

    乾燥した板材の面出しを行います。平坦にする作業です。

    ❶ 岩手県森林組合さんから一年間乾燥させた材木が、板になって大船渡工場に届きます。
    ❷ 工場ではさらに半年〜一年間の安定乾燥をさせます。
    ❸ 歪みを取る為に面出しの作業を行います。(約20分)

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    細やかな切削工程

    歩留まりは成功率は70%ぐらい。

    ❹ NCルーターに設置して、外形の荒削り、仕上げ削りをします。木材の硬さによって削りあげる速度や回転数を調節しながら削ります

          (約4時間)
    ❺ 特殊な刃を使用して、内側を削ります。木材が加工で熱を持ち歪む場合があるので、一旦休ませます。(40分程度)
    ❻ iPhoneの縁部分を刃を替えて削ります。(約3時間)
    ❼ 表面の荒削り、仕上げ削りを行います。(約1時間)
    ❽1mmの刃を使用して、Appleマークの穴あけ加工と接続部分(勘合部)の加工を行います。

    ❾パーツを二つに分ける削りを、刃を替えて行います。
    ❿ 上部パーツを360度回転軸に設置して、サイド(volumeボタン、sleepボタン)部分の穴切削を行います。 (30分)
    ⓫ 下部パーツ(電源コネクタ、mic、speaker)の穴あけ切削を行います。(20分)
    ⓬ 上部パーツのサンディングを行います。特に穴部分はよく触れる場所なので念入りに手作業で。
      180番、240番、400番とヤスリ紙を替えて約25分ぐらい手作業で行います。
    ⓭ 下部パーツのサンディングを行います。
      180番、240番、400番とヤスリ紙を替えて手作業で約15分ぐらい行います。
    ⓮ 上部と下部の接続部分の加工を手作業で約15分ぐらいで行います。
    ⓯ 裏面の平面均一サンディングを手作業で5分ぐらい行います。
    紙やすり240番、又は180番で整えて、サンディングマシィーンを使い手作業で仕上げします。

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    細やかな塗装工程

    とても神経を使う工程です。

    ⓰上部パーツに、下塗り、目止め、乾燥、磨き、4工程を手作業で10分ぐらいで施します。
    ⓱ 上部パーツに、中塗り、乾燥、磨きを手作業で5分ぐらいで行います。
    ⓲ 上部パーツに、仕上げ塗装、乾燥、仕上げの磨きを手作業で10分ぐらいで行います。
    ⓳ 下部パーツ、色付け塗装、下塗り、目止め、乾燥、磨きを手作業で20分ぐらいで行います。
    ⓴ 下部パーツに、色仕上げ、乾燥、仕上げ塗装、磨きを手作業で10分ぐらいで行います。
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    合わせ作業

    最後の調整を行って行きます。

    ㉑ 上下パーツを合わせ、歪みや装着のチェックを行います。15分程度
    ㉒ 2つ合わせてコンパウンドで手作業で磨きを施します。5分程度、これで完成です。

     

    • (注)NCルーターでの切削時間が長いのは、木材を高スピード、高回転で削ると焦げてしまいますし、歪みが大きくなります。特に硬い木材の場合は顕著に現れます。硬質の木材は大事にゆっくりと時間を掛けて削り上げて行きます。専用に開発された切削刃物は四種類の刃を使っています。iPhoneの機種別に刃物が用意されていますので大量の刃が用意されています。最も力もセンスも入る作業が、サンディングと塗装です。40分近く一個のケースを磨き上げると汗だくになります。塗装もちょっとしたゴミ、塗装ムラ、重ねて行く技術が要求されます。

  • 壊れても永久保証修理をいたします

    永久保証制度です。

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    落として壊れました。

    永久保証にした理由
    2016 年冬にリリースした最初のケースは少し薄めに作ってありました。よって落として直ぐに割れる事が多く、改善して厚めなデザインに修正しました。しかし、や はり落としてしまって割ったと言う事で修理や部品交換の依頼がございました。その都度有料でやっておりましたが、お客様の話しを聞くと、そのほとんどが本 体のiPhoneは壊れなかったとお聞きしました。二、三度は割るものの、その後は気をつけて使うようになりましたとの声が多く、いっそお客様の事を考えれば、その機種を使っている間、二年なのか、三年なのか、永久保証にしてみようと言う事になり、お客様に壊れても安心の無償修理、「機種対応永久保証」とさせて頂きました。
     
    ※往復送料だけいただく事となります。
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    どんな場面で、落として割った場合でも

    ご安心ください。永久保証制度がございます。部品を無くさないで一緒に割れた部分も送ってください。

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    弊社の椿メールアドレスです。

    画像になっているのは、迷惑メールを極力ガードする為です。

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  • 酸素を作りだす-1

    46億年前からプロメティウスまで

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    酸素を作りだす-2

    プロメティウスから現代

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  • 研究開発のスタッフ

    このメンバーでユニバーサルデザインのiPhone 6/6s用のウッドケースを開発しました。

     

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    バンザイファクトリー(2012年の写真)

     

    高橋知子(CTO)、高橋和良(CEO)

    高橋美栄子(COO)

    全国の大学病院で使われている医療システムの内部コアを開発をして来ました。私達は第二の人生として2006年春から三次元木工品の研究開発をスタートし ました。2011年3月11日の東日本大震災、被災地で商品開発をする為に2012年、津波最大の被災地、岩手県陸前高田市に新規工場建築、移住をして、 仕事創出を目標にして部門の新商品開発を続けて来ました。IT木工部門で新しいWoodケースが出来ました。ユニバーサルデザイン集大成のiPhone ケース、IT木工の9年に及ぶ木工切削技術で製造しています。

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    三重大学 川中 普晴 助教(2015年)

    2004.03 博士(工学) 三重大学
    2009.03 博士(医学) 三重大学

    ユニバーサルデザインを科学する。

    大 学で研究を5年以上も続けて頂きました。バンザイファクトリーの代表である高橋和良は2011年の震災年から三重大学の社会人学生になり川中教員の元で指導を受け博士号も取得しました。当家との付き合いは2000年からなので、もう19年以上になります。大学院で数人の卒業した学院生は川中先生の元で研究を続けて来た 成果が論文になり多数投稿されています。あれから5年その成果物の一つがこのiPhoneケースです。大ヒット中です。

     

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    武蔵野美術大学 田中桂太 教授(2016年)

    産学協同研究開発による、造形デザインと色彩作り

     

    武蔵野美術大学、田中教授と、大学院生の綾部君です。

    被 災地の工房からの産学共同研究開発の申し込みを快く受けて頂いて2015年から造形デザインを研究開発して頂きました。地方の工房との産学共同研究開発は 珍しく、成果物を筋電図で計測してもベストな結果を出す造形デザインの力量に感服しました。造形の奥深を痛感させて頂きました。科学はあっても美しくなけ れば商品では無いのだなと感じた共同作業でした。

  • 媒体掲載・受賞等

    発売は2016年7月20日なのですが、取材には早々と取り上げられました。

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    monoマガジン掲載

    2016年7月2日、monoマガジンに掲載を頂きました。

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    産学協同開発発表

     

     

    The first presenter is Mr. 高橋 和良, who is the president of Banzai Factory Inc., gives a nice talk. He is talking about his product "Wooden iPhone Case Considering Grip Forms". It looks interesting. :)

    プレゼンの最初は高橋さんが今回開発した商品について説明.この開発の数値データは三重大学が,デザインは武蔵美大の田中先生が手がけました.(東京ミッドタウンにて記者会見)

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    2016年9月17日〜18日

    iPhone ケース展に出店して来ました。弓月ひろみ様が新着公式レポートに書いて頂いておりました。この時点で二ヶ月前に売り出したばかりのiPhoneケースで す。このように書いて頂いて、本当に嬉しい、有難いです。弓月ひろみさん、ありがとうございました。ケース展では女性には、「可愛い〜」の連発でした。男 性には造作や仕組みで、「すんげー」の連発でした。Jazzコンサートがあり、ウッドペースを弾かれる方が、同じ素材だこれ欲しいと買われて行きました。 もしかしたら楽器屋さんで扱ってもらうのも良いのかな・・と感じました。iPhoneケース展示会、とっても楽しい有意義でした。これは皆さん来年は見に 来られても良いと思います。弊社のようなケースだけで無く、子供さんが作るとか、絵にしているアートな世界とか、本当に楽しく面白いiPhoneケース展 でした。

     
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    2016年9月8日、二位受賞

    iPhoneケースが、いわてけん特産品コンクールの工芸品・木工品部門で二位を取りました。

    トレンドなApple iPhoneのウッドケースは、時と共に変化をしいられる商品です。機種が変わる都度に様々な変更がされます。が、ユニバーサルデザインの縁は変わりません。

    工芸品とか伝統工芸のその多くは長いデザインが継がれる継承の商品ですが、きっとiPhoneケースの根本的デザインである、ユニバーサルデザインのコアは継承されると言う事での入賞だと思います。とても光栄な賞を頂きました。

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    017年10月25日、ウッドデザイン賞、入賞

    林野庁補助事業
    主催:ウッドデザイン賞 運営事務局
    ウッドデザイン賞2017

     

    2017年10月25日 受賞

    入賞作品250点を発表しました!、弊社のiPhone用ウッドケース楓が入賞を果たしました。これは嬉しい受賞を頂きました。

     

    2017年11月4日、岩手めんこいテレビさんで工場の仕事が紹介されました。

    そ の中で、偉人である「大鵬親方」様の握り方を掘った我杯が取材されました。大鵬親方の握り「我杯」(わがはい)は、大鵬企画さんにて販売をしております。 大鵬企画さんサイト で大鵬我杯が売られています。縁起物です。知子さんの紹介が美栄子さんに間違っていました。正確には、高橋知子取締役でございます。9年前に研究開発した 仕組みです。木材には一年半以上のシーズニングをしております。

     
     

    2017年9月17日、iPhoneケース展、東急ハンズ銀座

    2017年9月17日、高橋知子がインタビュー。娘の髙橋湖梅が・・何と乱入。東急ハンズさんでの展示会にて笑い。

     
     
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    2018年10月27日、岩手日報

    一年に渡るやりとりの上、締結とあいなりました。
     
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    2018年10月30日、東海新報社

    一年に渡るやりとりの上、締結とあいなりました。
     
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    弊社のスマホケースがダイソン博士に渡った

    その事が書かれていました。一年半近く前なのに、今(2017年10月)、知りました・・・なんと鈍感な・・弊社でした。

     

    イギリスのRoyal College of Art, London(RCA)ジェームズ・ダイソン博士
    から武蔵野美術大学の長澤忠徳学長が、シニアフェロー授与式でRoyal Albert Hallにて受け取り、手土産に、iPhoneケース楓が手渡されました。その実話サイトです。

    https://partner-web.jp/article/?id=957

     

     

    Hello & Welcome!

  • 何故ユニバーサルデザインを研究したの?

    2009年にこんな事が起きました!

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    我杯と言うオーダーメイドの握り方を掘る杯の受注を始めて2年後でした。

    暖かい話しでした

    の父親が脳溢血、脳障害になってしまった。そんな父はいつ亡くなってもおかしく無い。育ててもらった父親の握り方の杯を記念に残して上げたい。しかし父は病気の後遺症で握る力が弱くなり、コップもプラスチックを使っている状況なのですとの事でした。

     

    握り型の象どりを、どうしたら良いですか?と、問い合わせがありました。不思議ですが、この年は、このような受注が続きました。

     

    そこで、私どもからは、息子さんがお父さんの手の上から、重ねて手を添えて、グッと力を入れて上げて握り方を取って送って下さいと象どり鞄を送りました。

     

    記念品としての我杯を制作し、お届けをしましたら、父は俺の形見だなと笑って喜びましたと連絡が来て、安心して仕事を終えました。

     

    それから半年程ぐらいして、そのお客様や数件の同じようなお客様から手紙、メール、電話を頂きました。内容はだいたいこんな感じでした。

     

    記 念品で作った御社の我杯の事ですが、父は脳に障害を持ってから、握力が無くなり、コップを落とすので、普段は割れないプラスチックを使っていました。記念 品にと思って作った御社の我杯が父親の手にぴったりで(象どりして作ったので当然ですが)握っているうちに、これは落としにくい、手に引っかかるし、かつ 100年物の立派な木、漆も塗っていて気持ち良い、と喜びまして、毎日使っています。朝は牛乳、夜はビール、素晴らしい御社の製品だと思います。

     

    そして、こう付け加えられていました。

     

    この我杯は、究極のユニバーサル・デザインなのではないのですか?と書き添えられていました。嬉しい手紙でしたが、そのユニバーサル・デザインって、何んなんだべっ?と言う事になりました。

     

    そこで、そのユニバーサルデザインを調べ上げ始めました。そして私のような工業技術者だった者には、とても重要な事があるぞと気がつきました。

     

    ユ ニバーサルデザインの造形分野には、デザインに関する概念は、言葉はあれども、数値や基準が無い。工業会にいた人間としては、JIS規格とか、ISO規格 とか、数値による基準があっても良いのでは?・・・と。しかし造形については、数値的なる指針が無かったのです。製造元が実証実験でユニバーサルデザイン と言えば、そうなるのか・・・と言う事は、根拠生が薄いと思えました。

     

    数値的指針が必要だな、解明して見たい。そして、これは不自由な父も喜んだ、一件のお客様からの、究極のユニバーサルデザインではないですか?の問いかけの言葉が、6年にも渡る三重大学での研究に繋がって行きました。

     

    我杯でのスキャンした二千人にも及ぶ、握り方の三次元データを力の入り具合、指先の力具合の比率、深さ、様々な角度から、コツコツと解析して行きました。

     

    そ して、やっと数値的なる根拠を2015年に見い出しました。その経過を武蔵野美術大学に持ち込み、田中教授の元、その考えを念頭におきつつ、デザインが出 来上がり、数値の結果と整合が確認され、この現代のスマホ・ケースが、美しい・可愛い造形デザインに到達した訳でした。

     

    それが2016年の6月にiPhoneケース最初の形になり、東京ミッドタウンにて完成披露となった訳です。